2012年10月02日
動作でビンゴ☆
国語を学ぶ楽しさは、物語の情景をありありと思い浮かべ、その登場人物の経験を疑似体験し、自分の想像力を働かせて物語の世界で遊ぶことができることです。
本を好きな人は、その楽しさを十分に知っています。
情景を思い浮かべるのに、助けになるものは、自分の知識。
しかし、初めて出会う「物の名前」を知らなかったり、「動作を表す言葉」の意味が解らないと、本を読む楽しさは失われてしまいます。



辞書を引きながら本を読めばよいのですが、「知らない言葉を知る楽しさ」を体感していないと、辞書を片手に本を読むということは、小学生にとってはなかなか厳しい試練です。

そこで、虹の風学修館では、国語の教科書に出てくる物語の言葉の説明に写真や動画を使っています。
さらに、動作に関しては、説明に加えて、実際にジェスチャーなどをしてして見せたり、生徒にも一緒にやって楽しんだりしてもらっています。
小学5年生の教科書に「大造じいさんとガン」(椋 鳩十 作)があります。
かりゅうどの大造じいさんと、ガンの群れの頭領である「残雪」という名のガンとの話です。
この物語に出てくる動作に番号をつけたら、18ほどになりました。
9つずつに分け、9マスのビンゴカードを手元に用意し、まずは、前半の1~9の数を自由にいれてもらいます。
ゲームの始まりです。

生徒は3名、講師の私を入れて、4名でじゃんけんぽん!



勝った順に、自分のカードに有利な動作を前に出てジェスチャーし、仲間に当ててもらいます。
当たったら全員のカードでそのマスが開きます。
縦横ナナメ、いずれか2列のマスが開いたら「ビンゴ☆」です。
続いて、残りの10~18までの9つを入れてもらって、再度ゲームスタート!
ビンゴの勝ち負けよりも、それぞれのジェスチャーがおもしろく、今まで知らなかった動作も楽しく覚えることができたと思います。
「いまいましく思う」
「会心の笑みをもらす」
「手をかざす」
「小屋からはいだす」
「静かに唇をぬらす」
など、どのようにジェスチャーしたか、想像してみて下さい。

(講師:ちょび)
****************************************●虹の風学修館のオフィシャルHPはこちら。
⇒ http://www.gakuki.co.jp/
●Facebookページ から情報をあなたに直接配信。「いいね!」で早速受け取ろう!
⇒ http://www.facebook.com/#!/nijinokaze.jp
****************************************
Posted by 虹の風 at 09:26│Comments(0)
│小学クラス
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。