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2012年09月04日

水のりょう(小2 算数)

水の量をはかる単位を習うのは、小学校2年生です。
L(リットル)、dL(デシリットル)、mL(ミリリットル)を習います。

水のりょう(小2 算数)

見た目で差がわかる「長さ」と違って、水の量を感覚で覚えることはとても大事なことです。

量の感覚を身につけてもらうには、実際に身近なものを使って学び、楽しんでもらうのが一番です。


おうちでいつも使っているコップを持って、授業に来てもらいました。

マグカップタイプのもの、タンブラータイプのものなどいろんな形のコップを持ってきてくれました。

「さて、だれのコップが一番たくさん入ると思う?」

この問いかけで、それぞれが、お互いのコップの高さを比べたり、口と口を合わせて大きさを比べたり、中の深さを覗いて見たり・・・。

3人で相談して、順位を決めました。


水のりょう(小2 算数)
コップの高さが一番高いものが、1番し、残りの二つは同じ高さだったため、口の大きいほうが2番で、残りが3番。

「では、実際に計ってみよう!」

それぞれのコップに自分でお水を目いっぱい入れ、1Lの計量カップへ空けてもらいます。
自分でメモリを読み、数字を発表して大きさを比べます。


水のりょう(小2 算数)
結果は、1番だと思ってた背の高いコップが2番で、2番だと思ってた口の大きいコップが1番でした。
背の高いコップにさほど入らなかったのが不思議だったようで、3人とも中を何度ものぞいていました。(このコップは、装飾のために壁に厚みがあって内径が小さかったのです)

同じ単位で比べることの大切さを理解しました。

この後、牛乳パックが「1000mL」で、それが「1L」であることを学びます。
1Lを、10個のコップにちょうど分けると、これが「1dL」です。


翌週、同じ教具を持って教室に入ると、子どもたちはまた確かめたくて、牛乳パックに水を入れては、1Lの計量カップへ移すという行為を繰り返し、その感覚を自分のものにしていきます。「知る楽しさ」を経験すると、子どもたちは自主的に学び始めます。
講師:ちょび

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