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2012年05月30日

読んで、走って、納得する

 「動いて、考えて、また動く」という話を、小学4年生の国語で読みます。これは、オリンピック選手だった高野進さんの書いた話です。
 この中で、高野さんは、どのように動くと最高の走りができるか、ということを試行錯誤しながら探したことを話しています。人によって体つきが違うから、習ったことをそのままなぞっても自分にあった走りはできない、ということでした。

 こういった話だったので、授業では実際に走ってみました。
 ストップウォッチを用意して、よーいどん。
 全力で走って、そのタイムを計りました。

 その後、教科書の中で書かれている、手を後ろで組んだ走り方を試してみました。
 その結果、
「走りにくい」
「これは無理」
 といいながら、タイムが遅くなること、走りにくいことを体感することができました。

 また、
「体勢を低くしたほうが速くなるかも」
「一歩の幅を大きくしたほうが速くなるかも」
 と、様々な工夫をしながら、速い走り方を求めてタイムを測っていきました。
 結局、「今までの走り方が一番速い」という結論となり、「今まで自分に合った走り方をしていたのかもしれない」と納得してその日の授業は終わりとなりました。


 ただ読んだだけでは、この納得は得られなかったのではないでしょうか。
 教科書の中に書かれていることも、実際に体感することで深い理解と納得が出来ると思います。
 これからの授業の中でも、実際に体感する内容を取り入れて、この理解と納得を感じてもらえるようにしていきたいと思っています。
(ピグ)


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