› 虹の風通信~考える力を育む虹の風メソード~ › 中学クラス › 中学2年生【問いかけ、考える】数学

2011年01月25日

中学2年生【問いかけ、考える】数学

現在中学2年生の数学は、四角形の勉強をしています。中学2年生で履修する内容で、最もつまずく子の多い証明を学ぶ単元です。

先日行った授業の1コマを紹介します。

「四角形にはどんなものがある?」
「平行四辺形」
「 ひし形」
「 正方形」 …
「んじゃー、それぞれの図形の決まりを言ってみよう。」
「平行四辺形は、平行がある」
「対辺が等しいもあるよ」
「長方形は4つの角が等しい」
「あれ、ひし形って何だっけ?」
あれこれ考えています。
興味を持ち始める瞬間です。
いろいろと発言し、それぞれの図形の性質が出揃いました。

「定義や定理を、前勉強したけど、どれが定義でどれが定理かわかる?」
問いかけ、考える の繰り返しです。
「この単元では、定義から定理を証明したり、その逆を証明したり、図形の性質を使って証明したりするんだよ。」
「なるほど。そういうことを勉強するのか!」
「そうだよ。何となくイメージできたね。じゃー、教科書を開いて」

その後も、教科書に沿って、問いかけ、考えることを繰り返し行いました。

途中、1人の生徒が、
「あっ、この証明できそうだから自分でやってみていい?」
「俺もやってみる!」
すごくうれしく感じた瞬間でした。

証明は、難しく苦手とする子が多い中、そんなことを微塵も感じさせず、意欲的に取り組んでいました。
子どもに興味を持たせる大切さを改めて実感した一時でした。

(K)



同じカテゴリー(中学クラス)の記事

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
中学2年生【問いかけ、考える】数学
    コメント(0)