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2010年09月28日

基本の考え『自分で考えることの大切さ』

月日の流れるのは本当に早いもので、中3生はすでに2回目の模擬試験が終わった。
模試の解説の際は、生徒が問題を読み、答えを出すまでの過程を聞き出すようにしている。
そのなかで、今さらながらに気付いたことがある。

解けないとかの問題ではなくて、『問題をよく読んでいない』のである。

『先生、これ、わからん』と言っている生徒に、
『何回読んだ~?』と聞くと、
『一回~』、
『・・・・』
やっぱりな~と思いつつ、声を出しながら一緒に問題を読んでみる。
基本の考え『自分で考えることの大切さ』
『あっ、わかった~!』

こんなケースは、実は少なくない。

ほかには理科でこんなやりとりも。
生徒:『この答えはどれ?』
講師:『何を聞かれている?』
生:『BTB液の色』
講:『BTB液は何を調べるのに使うの?』
生:『酸性か、アルカリ性(中性)』
講:『液は何色になったの?』
生:『黄色』
講:『じゃあ、何性?』
生:『分からん』
講:『どうすりゃいい?』
生:『教科書を調べる!』
講:『そうだね』
生:『・・・どこか分からん』
講:『1分野、2分野 どっち?』
生:『う~ん、たぶん、1分野?』
講:『そうだね。BTB液はどこに載ってる?』
生:『わからん』
講:『じゃ、索引(さくいん)を見てみようか』
生:『サクインって何?』
講:『早見のページのことだよ。』
生:『び び び・・・あった!81ページか』
講:『黄色は何性?』
生:『酸性!』

問題をよく読む。対話を通じ、筋道を立てて考えるきっかけを作る。みんな基本だと思います。
(かわうそ)


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