苦手科目でも

虹の風

2012年09月23日 15:46

苦手科目でも

みなさん自分は文系タイプそれとも、理系タイプのどちらですか。

私は現役のころ、自分はドップリ理系タイプだと思っていました。

というのは、読書量は姉や弟と比べると少なかったし、テストの点数は国語が一番低かったからです。

国語のテストでは点が取れないし、面白くない。
自分はセンスがないからしょうがない、と勝手に決めつけていました。

ところがこの仕事に就き、英語の模擬試験の作成に携わるようになり、ある事に気がつきました。
それは、国語や英語のテストにおいても、問題の答えとなる根拠が必ず本文の中にあるということです。

その根拠を見つけるときに気をつけておきたいキーワードも分かってきました。

国語では『つまり』とか、『したがって』という言葉の後には、何かを言い換えている文があります。

これらのキーワードを基にして理由や原因を探したり、わけをたぐりよせる質問がよく出るように思います。

英語ならば『because』とか『so』という単語には気をつけておくと良いかもしれません。

また、間違えるのは問題文の意味が十分理解できていないか、本文の内容を十分読み取れていないかのいずれかに原因があるのだということも分かりました。

そういったことがわかると、何に気をつけたらよいかが分かってきます。

分かってくると、考えることが面白くなります。

もしも自分がもっと早くそれに気が付いていたならば、国語をもっと好きになっていたと思います。

自分が苦手だと思っていても、何かのきっかけで、苦手科目が得意科目になることもあるのではないでしょうか。

このように、生徒のみなさんに何かのきっかけを与え続けることが自分たちの役割りの1つではないかとも思います。

かわうそ







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