興味の入り口
僕は現在、虹の風学修館で数学を教えていますが、中学生のときは数学が好きではありませんでした。
特別苦手ではありませんでしたが、面白いと感じたこともありませんでした。
逆に国語は大好きでした。昔から本を読むのが好きだったからです。
ある日、いつものように出かけた図書館でとある本を見つけました。
「数の悪魔」という本です。
もう十年以上前の話なので記憶があいまいですが、結構分厚い本だったような気がします。
僕はその本を何気なく借りて読み始めました。
内容は、悪魔と少年が夢の中で数学の不思議について体験する…という感じだったと記憶しています。
なかなか哲学的で、しかし難かしすぎず、面白い本だと思いました。
読んですぐ数学が好きになったということはありませんが、こういう数学なら面白いな、と思ったのを覚えています。
高校に入って、本に載っていたような数列などが出てきたときは少し嬉しくなったりもしました。
僕の場合、数学への興味の入り口は何気なく手にとった本でしたが、周りに数学の楽しさを伝えてくれる人がいたら、中学生活がほんの少し変わっていたかもしれません。
面白さを感じるポイントは人それぞれですが、少しでも数学の楽しさを伝えられるように、今日も授業に臨みたいと思います。
(T)
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