2012年04月04日

割り算の筆算

新しく小学4年生になるクラスがあります。先日、4年生の予習として、わり算の筆算について授業を行いました。

虹の風では始めに筆算のやり方を説明するようなことはありません。まずは、割り算の考え方について、学んでほしいと思っています。
そのために今回は「お金カード」を用意してみました。

割り算の筆算



このお金カードを出して、「72円あるね。じゃあ、3人で分けると1人いくらもらえるかな?」と質問しました。
すると、子どもたちは十円カードから分けはじめて、分けられない1枚を両替。
12枚になった1円カードを3人に分けて、「24円!」と分かりました。

実は、このやり方が割り算の筆算そのままなんです。大きい数字から割り算していき、分けられないあまりを次の位の数字と合わせてまた割り算。
お金カードで楽しみながら勉強した後、割り算の方法を勉強します。
すると、みんなすんなりと筆算のやり方を理解することができました。

割り算の筆算なんて、私が小学生のときは「こうやって、こうやって、こうやる」と方法だけしか教わってきませんでした。なんでそういう方法になるのか、なんて考えもしなかったです。
でも、だからこそ、虹の風では子どもたちに「なんでそうなるのか」、「なんでそういう方法になるのか」、考えながらいろいろなことに興味を持ってもらいたいと思います。
私も、「なんで」「どーして」があふれる授業ができるよう、いろいろな工夫を考えていきたいと思います。

(ピグ)


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