「キラキラの一年生になれるように、虹の風に行く!」
そういって通ってきてくれている「わかばクラス」の塾生がいます。
一年生になると、「あいうえお」や数字の「1、2、3」を学びます。
日本語は、発音と文字表記にずれが少ない言語なので、「あいうえお」を覚えると、自分の知っている言葉を文字で表すことができるようになります。しかし、数の認識となると話は別です。
1から100まで唱えられる ことと、
1から100までの数を認識する
ことは違います。
「1」というのは「ものがそこに1つあるということ」です。これを「1対1対応」といいます。虹の風では、数字の読み書きよりも、この「1対1対応」を中心に指導しています。
例えば・・・
おはじき5個
目の前にある5個のおはじきを、例えば1と4に分けて、「こっち1つ。残りはいくつ?」と聞いてみます。目の前にあるので、数えて「4つ!」と答えてくれます。
その後、4つと1つ、2つと3つ、3つと2つ、0と5も目の前で組み合わせを作ってたずねます。
次に、左右の手に、いくつかずつに振り分けます。片手のみ開いて、「いくつある?」と問い、数えてもらいます。その後、閉じているほうに「こっちにいくつ入っているかわかるかな?」と聞いてみます。
すると、さっき、5をさまざまに分割したことを思い出しながら、答えてくれます。
講師は答えずに、閉じている手を開きます。すると、自分の答えが合っているかと乗り出して数えます。
これは、小学校2年生の足し算にもつながってきます。
繰り上がりの足し算で、例えば 7+5 は、5を3と2に分けて、7+3=10とし、10と2、という答えになります。
「数を唱える」ことを中心に学習していると、この繰り上がり計算でつまづいてしまう子もでてきます。
1つのおはじき、5つで「5」。これは、言い換えれば1×5、かけ算にも通じてきます。
(講師 ちょび)
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