浜松西高中等部の受験対策って?

虹の風

2010年08月03日 13:42

 虹の風学修館・浜松西高中等部 受験クラスの課題の1つに、日頃の気になるニュースを新聞スクラップにして発表し、意見交換する、という授業テーマがあります。

 この日(7/31)の生徒の発表内容は、前日までの約5日間に新聞をにぎわした
 ★「エコカー減税9月終了に伴い、トヨタが補助金制度導入へ」
 ★「完全地デジ放送対応へ切り替えまであと1年」
 ★「衆院選大敗による菅首相の進退問題」など、でした。

 「地上デジタル放送」に関しては、まだ多くの世帯が対応出来てない現状の発表や、今後の問題点で、アナログテレビの廃棄には環境問題などの課題が山積みだ、という意見が生徒同士で交換されました。また、「菅首相の退陣問題」の際には、菅首相に至るまでの歴代首相について、「どのような人たちが首相になっていたのか?」なども確認し合いました。

 このような課題を授業に取り組んでいる理由の1つには、生徒たちに教科の勉強だけでなく、世の中の多くのことに興味関心を持ち、「幅広い見識」を身に付けてもらいたいと考えているからです。自分の考えや意見をまとめて発表したり、他人の意見を聞いて、意見を述べ合うことも、「総合適性検査」「面接」「作文」などの多義多様な表現力を試される西高中等部の受験対策では欠かせません。

 また、願書と一緒に提出する「志願理由書」にも取り組んでいます。 「自分の将来の夢」や「入学後に頑張りたいこと」などを中心に、自分の受験目的などのアピールを書いた志願理由書がほぼ完成し、現在、推敲に入っています。それをもとに、次回の授業では「面接練習」を行う予定です。

 さらに、算数では、すでに2学期に習う「分数の割り算」の計算の仕方について、学習しましたが、もう1度改めて、
 
 のように、「なぜ?逆数を掛けて計算するのか?」など、「分数の意味」から皆で考えました。

 1月の初めに実施される西高中等部入試まで、約5ヶ月。今後も色々なことをたくさん調べ、発表し合い、「なぜ?」を探求するような授業と、家庭での取り組みの指導を心がけていきます。

(講師:トム)

関連記事